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更新日時: 2018年03月26日

salon concert vol.13 終了いたしました


3月25日、サロンコンサートvol.13が行われました。

今回はピアニストのラルフ・ナットケンパー様をお呼びしてのコンサートとなりました。


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ラルフ・ナットケンパー(ピアニスト)
ラルフ・ナットケンパーは、近代ドイツのピアニズムを伝えるピアニストとしてヨーロッパ各地で高く評価されている。 
5歳よりクラウディオ・アラウの弟子のもとでピアノを学び、その後ファウスト・ザードラ、ヴィルヘルム・ケンプ、タチアナ・ニコライエワの下で研鑽を積む。 
ドイツ、オランダ、ベルギー、フランス、スペイン、イタリア、ブルガリア、オーストリア、スイス、 ヴェネズエラ、日本等、世界各国でリサイタルを開催。また、ハンブルク、ヴェネツィア、ヴェローナ、ローザンヌ、アッシジ、カラカス、ヴァロニー等の音楽祭に定期的に招かれている。ローザンヌ室内管弦楽団、ハンブルク交響楽団、ブルガリア放送交響楽団、ルーマニア国立放送交響楽団等と協演。リサイタルやコンサートの模様は、欧州各地でテレビ、ラジオ放送でも頻繁にとり上げられている。
ソリストとしては、バロックから現代まで幅広いレパートリーを持つ。特にドイツ古典派からロマン派を得意とし、とりわけシューベルトのピアノ作品の演奏とその解釈に定評がある。また室内楽の活動も積極的でマーク・ルボツキー、レオニード・ペザホフ、深井碩章氏らと共演している。ベートーヴェン、シューベルト、シューマン等のソロCDをリリース。
教育者としては、長年にわたりヨーロッパのピアノ教育に貢献している。現在までハンブルク音楽演劇大学で教授として指導する傍ら、パリ国立高等音楽院、ジュリアード音楽院、マドリード王立高等音楽院、ソフィア国立音楽院、リスボン国立音楽院 、ロッテルダム音楽院など、世界各地の主要音楽院に招かれマスタークラスを開講。ヴェネツィア、ピアナーレ(フルダ)、ソウル、YAMAHAマスタークラス(ヤマハ音楽振興会)等には定期的に招かれている。また、ドイツ国内、ブリュッセル、ハエン、ソフィア、ローマ、メッシーナ、カルタニセッタ、ヴィボ・ヴァレンティア、サン・セバスティアン、東京等、世界各地の国際コンクールで審査員を務める。彼のもとで学んだ弟子たちは、エリザベート王妃等、数多の国際コンクールでの優勝、エコークラシック賞受賞、西欧各地の主要音楽院で教鞭を執るなど、国際舞台で活躍する多くの音楽家を育てている。
現在は、ドイツ・ハンブルクと日本に拠点を置き、ヨーロッパやアジアで幅広い音楽活動を行っている。日本では、2015年まで愛知県立芸術大学客員教授を勤めたほか、YAMAHAマスタークラスやPTNAピティナなど、各地のコンクールやマスタークラスに定期的に招かれている。
2018年は、ドイツ、フランス、スペイン、イタリア、中国、韓国、日本においてコンサートやマスタークラスを開催予定。

オフィシャルサイト www.ralfnattkemper.de



演目
J.ハイドン(1732‐1809) ソナタ ヘ長調 Hob. XVI/23(1773年作曲)
 第1楽章 (Allegro)
 第2楽章 Adagio
 第3楽章 Finale. Presto

R.シューマン(1810‐56) 子供の情景 作品15(1838年作曲)
 第1曲 見知らぬ国と人々 Von fremden Ländern und Menschen
 第2曲 不思議なお話 Kuriose Geschichte
 第3曲 鬼ごっこ Hasche-Mann
 第4曲 おねだり Bittendes Kind
 第5曲 満足 Glückes genug
 第6曲 重大な出来事 Wichtige Begebenheit
 第7曲 トロイメライ Träumerei
 第8曲 暖炉で Am Kamin
 第9曲 木馬の騎士 Ritter vom Steckenpferd
 第10曲  むきになって Fast zu ernst
 第11曲  怖がらせ Fürchtenmachen
 第12曲   眠る子供 Kind im Einschlummern
 第13曲   詩人のお話 Der Dichter spricht

R.シューマン(1810‐56) 幻想曲 作品17(1836‐38年作曲)
 第1楽章「どこまでも幻想的で、情熱的に。」
Durchaus fantastisch und leidenschaftlich vorzutragen
 第2楽章「中庸の速さで。一貫して精力的に。」
Mässig. Durchaus energisch
 第3楽章「ゆるやかに演奏する。常に穏やかさを保って。」
  Langsam getragen. Durchweg leise zu halten


素晴らしい演奏をありがとうございました。



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